休学に至るまでその6 ~不登校へ~

おさかなです。2月ももう終わりです。
3月からは就活解禁ですね。その前から選考が始まってる企業も結構ありますが、一応はここが一区切りですね。

前回はMBTIという性格診断のことを知り、就活留年を決意した話をまとめました。今回はそこから研究室に行けなくなってしまい休学した話と、これまでの話のまとめを書いていこうと思います。

医学部再受験考察

前々回の話に戻り、2017年7月21日にあった都庁の合格発表をもって持ち駒が全てなくなってしまいました。
7月頭の官庁訪問全滅の後は研究室を無断で休むようになっていました。

とはいえ、研究室生活は通常通り続いていくはずでした。
というのも、翌週にポスター形式の中間発表があり、さらに8月頭に研究室内での研究報告があったからです。
一応都庁の合格発表直後の2、3日だけ研究室に顔を出して研究室の方々に結果を報告し、ポスターやスライドも作成してこれらの発表を行ないました。

その後はお盆休みということで研究室に行かずにお休みしていました。
お休みと言っても結局は部屋で引きこもって夜まで特に何もせずに過ごしているという有様でした。

その後はお盆明けに顔を出しました。ただ、研究に意欲が全く湧きません。
研究室にいてもインターンの情報を探しているか他の人と雑談しているかしかしていませんでした。
雑談といってもひたすらネガティブなことを垂れ流していました。例えばこんな感じです。

私「生きていくのに疲れた。やっぱり所詮試験勉強が他の人より多少できるだけでしかなかったんだなあ」
外部出身同期氏「そういうこと普通に言えるの嫌味だよねえ(呆れ)」
私「パーッとお金稼ぎたい。医学部再受験は常にちらつくオプションだよな。やっぱ面接よりも研究よりも試験勉強のほうがずっと楽だもん」
同期氏「君みたいなお医者さんがいたらかかりたくはないかな」

こんな調子のことを喋ってたら20人中18人に医学部再受験を止められました。
合格はするだろうけど5年生のポリクリや卒業直後の研修で保たないだろう、と。
残りの2人も、病理医のようにあまり患者と接しない仕事を探せばなんとかなるかもねといった調子でした。
確かに自身でも人と接することがそもそも好きではない自覚がありましたが、周囲の人にそのような仕事は不向きだと思われているということを改めて突きつけられました。
流石にこれを聞いて、予備校探しとかはやめておいて来年度に就活をやり直そうってなりました。

実際医学部にいる知人友人に聞いても、狭い世界のため対人関係で苦しむ医学生は多いと聞きました。
体育会系の学生が好まれ、そのようなコミュニティーに入れないと上下のつながりが薄くなるため過去問や就職情報の入手に差し支えるとか。
そんなウェイ重視な感じの雰囲気に息苦しさを感じる医学生もかなりいるし、抑うつ状態の医学生もそれなりにいると聞いて驚いたものでした。

医学生の3割がうつ病―47カ国研究から

ただ、自分でもこの状態はまずいなと感じ学内の相談コーナーに行ったところ臨床心理士の方によるカウンセリングと大学の保健センターにある精神科を勧められて行くことにしました。
そこで心理検査をしたり薬をもらったりしたので、今後別の記事で詳しく書いていこうと思います。

休学へ

次年度のことを見据えた結果、休学の手続きを進めていました。
親に休学する旨を伝えてなんとか理解を得ることができましたが、留年後の学費と生活費を自分で出すように求められていました。
国立の大学では休学中では授業料が掛からないため、学費を節約できるのはありがたいことです。

そもそも休学しようと思った理由は、研究しながら就活のことを考えるのではなく、研究のことをお休みして就活に専念する期間を作りたいと思うようになったからです。
研究と就活を並行するのはしんどいなって言うのは世間一般の大学院生からすれば甘えのように聞こえるかも知れません。
それでも、人生に向き合う時間を確保するのは研究よりもずっと優先度が高いことだと思っていました。
これまで大学院進学や目の前の研究活動を言い訳に人生設計の時間を取ったことがなかったのもあり、就活を通じてそのような機会をつくる必要性を痛感しました。

休学届には指導教員の捺印が必要というのもあって、教授や准教授とも相談していました。
ただ、准教授は休学に対しては渋っていました。
休学期間を無為に過ごして同じことを繰り返すのではないか、それなら研究室にいて研究しながら過ごしたほうが良いのではないかということでした。至極まっとうな意見ですね。
私はそれに対して不躾にも「ピペットマンを握って実験していたら就職できる訳ですか。それなら実験しますけど」と返してしまいました。
これに対して准教授は「確かに君は研究よりも向いているものがあるのかもしれない。好きなことを見つけてそれを伸ばしたら」ということで時間を作ることに納得してもらえました。
ここまで失礼なことを言っておいて建設的な意見をくださったことには今でも感謝しています。

休学届に書く理由ってそのままの理由を書く訳にはいかないらしいですね。学術的理由(留学など)、病気、経済的理由など数通りの中から選ばなければならないようです。当然ながら提出したことがなかったため知りませんでした。
事務に休学届の用紙を貰いに行く時に理由を聞かれ、就活留年と話したら経済的理由と書くことをお勧めされました。
理由書をA4用紙1枚にまとめて添付する必要がありましたが、過去の提出者のものを見せてもらい見よう見真似で適当なものを生成して提出しました。
様式自由な事もあり、手書きの人もワープロ打ち込みの人もいるくらいでした。特に気にしていないのでしょう。
こうして1年間の休学を確定させました。

幸いにも休学中は技術補佐員の方に残っている実験を進めていただくことになったため、この後はサンプルを引き継ぐための資料作成をしていました。

9月の過ごし方

9月頭は学会発表に行きました。5月頃に准教授からポスター発表を勧められ、意見交換を通じて行き詰まっていた研究で新たな手法を得るためのヒントをもらえるかもと考えたからです。
この時に研究室の同期とご飯を食べて色々と話していました。

私「やっぱ社会は健常者を欲しているんだよね」
同期氏「健常じゃない人に対してかなり失礼なこと言ってるよね。ほんとネガティブだなあ。ところで最近なんか楽しいって思うこととかないの」
私「前はゲームとかお出かけとか色々あったはずなんだけど最近はあまりないなあ」

改めてまずい状態にあったと実感しました。

その後、9月の後半は2週間の中期インターンに費やしました。詳細は休学後の活動という記事で書いていこうと思います。
こうして休学期間に入りました。

まとめ

ここまでの話から得た教訓をまとめておきます。

  • 大学院に進学する理由は明確にするべき(大学院は勉強をする場ではない)
  • 自己分析は重要(自己肯定して強みを売り出せないと)
  • 業界選びは適切か(合わない業界からは落とされる)
  • 公務員試験は面接が本番(試験は前座)
  • 動機は適切か(安定した地位を得たいだけではどうしようもない)

ここまでで休学に至るまでという名前での連載は終わりです。次回からは、休学後の活動という名前でもう4回連載していきたいと思います。